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マレーのペア 物議の棄権も「自分を優先」

ラドゥカヌ、マレー
(左から)ラドゥカヌとマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスで世界ランク135位のE・ラドゥカヌ(イギリス)は現地7日(日本時間8日)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の会見に登場。A・マレー(イギリス)とのペアで出場予定であった同大会の混合ダブルスを棄権したことについて「自分自身、シングルス、そして自分の体を優先しなければならなかった。正しい決断だったと思う」と述べた。

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2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王である21歳のラドゥカヌは今大会、シングルスで3年ぶり2度目のベスト16に進出を果たした。

しかし、6日に出場予定であったマレーとの混合ダブルス1回戦はラドゥカヌが右手首の不調を訴え棄権した。

37歳で男子の元世界ランク1位であるマレーは今季での引退を表明しており、今大会が最後のウィンブルドンであると発言してきた。シングルスは欠場したものの、4日には男子ダブルスに兄のJ・マレー(イギリス)と出場。初戦敗退となったが、試合後にはセレモニーが行われた。

そして、最後はラドゥカヌとのペアで混合ダブルスに出場し母国のファンに別れを告げる予定であったマレーだったが、ラドゥカヌの棄権により出場は叶わず、思わぬ形でマレーの最後のウィンブルドンは終了した。

この棄権に対しては、自身の身体を優先することは当然だとラドゥカヌを擁護する声もある一方で、同大会で2度の優勝経験がある母国の英雄マレーの最後のウィンブルドンでの試合であっただけに批判の声もあがり、物議を醸した。

そんな中、ラドゥカヌは7日に行われた女子シングルス4回戦に出場。しかし、予選勝者で世界ランク123位のL・サン(ニュージーランド)(ニュージーランド)に2-6, 7-5, 2-6のフルセットで敗れた。

試合後の会見でラドゥカヌは混合ダブルスの棄権について言及した。

「(混合ダブルスの棄権は)間違っていたとは思わない。体調は良かったけれど、朝起きたら体が硬くなっていた。自分自身、シングルス、そして自分の体を優先しなければならなかった。正しい決断だったと思う。その決断は変わらない。(マレーとの混合ダブルスは)ずっとやりたかったことなので、難しい決断だった」

「もちろん、彼から最後の試合を奪いたくはなかった。しかし、同じような状況に置かれた多くの選手が、自分の体を優先して同じことをしたと思う。私は今も正しい決断をしたと思っている」

「当然、彼は最後の試合なのでがっかりしていた。でも、彼は素晴らしいチャンピオン。彼がオリンピックに出場して、そこでもう一度別れを告げられることを願っている」

ラドゥカヌが述べたように、マレーは今後、27日に開幕するパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)に出場を予定している。

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(2024年7月8日20時37分)

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