男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク54位の
G・モンフィス(フランス)が第28シードの
C・ノリー(イギリス)との3時間を超える熱戦を6-7 (5-7), 7-6 (7-5), 6-3の逆転で制し、2022年以来2年ぶり6度目のベスト16進出を果たした。
>>【動画】アンダーサーブからフォアハンドウイナーでポイント、モンフィスが魅せる<<>>アルカラス、シナーらBNPパリバOP組合せ<<先月行われたカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)で4強入りした元世界ランク7位で37歳のモンフィス。BNPパリバ・オープンに出場するのは14度目であり、2016年と2019年のベスト8進出が最高成績となっている。
今大会では1回戦で世界ランク71位の
M・パーセル(オーストラリア)、2回戦で第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を下し3回戦進出を決めた。
世界ランク28位のノリーと顔を合わせたこの日の第1セット、モンフィスは20度のブレークポイントを握られ2度のブレークを許す。それでもリターンゲームで2度のブレークに成功しタイブレークに突入。ミニブレークを奪い合うもノリーに2度目のセットポイントをものにされ、先行される。
続く第2セット、1度ずつブレークを奪い合い再びタイブレークにもつれ込む。お互いに2度のミニブレークをしモンフィスが6-5とした場面、長いラリーの末にノリーがミスを犯し1度目のセットポイントをものにして1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、モンフィスはファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは第8ゲームでブレークに成功し、3時間12分に及ぶ熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにモンフィスのコメントを掲載し「今日はかなりハードだった。彼(ノリー)のプレーはとても良かったし、戦術的にも、最初は彼の方が上だった。だから僕は変える必要があったし、それについて考えなければならなかった。彼を苦しめるためには自分のゲームでいくつかのことを改善しなければならなかった」と語った。
勝利したモンフィスは4回戦で第9シードの
C・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは3回戦で世界ランク43位の
A・フィス(フランス)を6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
D・メドベージェフ、第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第13シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第17シードの
T・ポール(アメリカ)、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク123位の
L・ナルディ(イタリア)が16強に駒を進めた。
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