男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日にシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク70位の
G・モンフィス(フランス)が予選勝者で同127位の
D・シャポバロフ(カナダ)を7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り初戦突破を果たした。この試合の第2セットでモンフィスが対戦相手のシャポバロフにバナナを送る場面があった。
>>【動画】敵に"塩"ならぬ"バナナ"を送るモンフィス<<>>大坂 なおみvsプリスコバ 1ポイント速報<<37歳のモンフィスが同大会に出場するのは4年ぶり9度目。同大会では優勝2回、準優勝1回と好成績を収めている。
シャポバロフとの顔合わせとなった1回戦、モンフィスはファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得し、ブレークを一度も与えず全てのサービスゲームをキープ。シャポバロフからリターンゲームでブレークこそ奪えなかったものの、2度のタイブレークを制し、1時間37分でストレート勝ちを収めた。
この試合の第2セット、モンフィスからゲームカウント4-3で迎えたチェンジコートの際に、シャポバロフが栄養補給で食べるバナナを主審に要求。これを聞いていたモンフィスは、シャポバロフに声をかけ余っていた自身のバナナをパスした。
セット終盤の緊迫した場面で敵に塩ではなくバナナを送ったモンフィス。モンフィスの人柄が表れる一幕となった。
勝利したモンフィスは2回戦で第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは1回戦で同66位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下しての勝ち上がり。
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