男子テニスで元世界ランク76位の
A・バラズ(ハンガリー)は今月2日と3日に行われた国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ予選「ハンガリーvsドイツ」(ハンガリー/タタバーニャ、室内ハード)のセレモニーに登場し引退を発表した。8日には自身のSNSを更新し「第一章終了」と投稿した。
>>【画像】苦労人バラズが投稿した思い出の写真<<35歳のバラズは2006年にプロに転向したが、2014年の8月に一度引退。その後はテニスコーチとして生活していたが、2016年の8月に2年ぶりに現役に復帰した。
現役復帰後も下部大会での下積みが続いたが、2019年7月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)でツアー初の決勝に進出し準優勝。
31歳で迎えた2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会の本戦に初出場した。
さらに、コロナ禍の影響により9月開催となった同年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)1回戦で
内山靖崇に勝利し、30代で四大大会初白星を飾った。
しかし、その後は左かかとの怪我に悩まされ、2021年から2022年にかけて約14ヵ月間ツアーを離脱。復帰後も大会には出場したものの思うような結果は残せず、今回の引退決断に至った。
世界ランキングの自己最高位は2020年3月に記録した76位。最後は母国の観客の前でキャリアに別れを告げた。
8日に自身のインスタグラムを更新したバラズは「第一章終了」とコメントを添え、思い出の写真を投稿した。
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