男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第16シードの
B・シェルトン(アメリカ)が第22シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、大会初のベスト16進出を果たした。なお、4回戦では1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でグランドスラム初優勝を成し遂げた
J・シナー(イタリア)と激突する。
>>ジョコビッチ、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<今季、1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)と先月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)で4強入りした21歳のシェルトン。BNPパリバ・オープンに出場するのは2年連続2度目であり、今大会では初戦となる2回戦で世界ランク81位の
J・メンシク(チェコ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下した。
この日の第1セット、第2ゲームで4度のブレークチャンスを活かせなかったシェルトンだが第6ゲームでブレークに成功。しかし第9ゲームでブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。先に2度のミニブレークを奪ったシェルトンはタイブレークで3度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、互いにサービスキープを続け終盤へ。迎えた第8ゲーム、0-40とセルンドロにブレークポイントを握られると2度目をものにされブレークを許す。直後の第9ゲームではブレークバックのチャンスを掴めず1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセット、両選手ともブレークポイントを与えずサービスキープを続けタイブレークに突入。一進一退の攻防となるも5-5の場面でシェルトンが2度目のミニブレークを奪い6-5と先にマッチポイントを握る。最後は強烈なサービスをセルンドロが返球できず、2時間43分に及ぶ接戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシェルトンのコメントを掲載。オンコートインタビューで「今夜は間違いなくクレイジーな試合だった。みんな残ってくれてありがとう。僕もフラン(セルンドロ)も本当に感謝しているよ」と語った。
勝利したシェルトンは4回戦で第3シードのシナーと対戦する。シナーは3回戦で第25シードの
J・シュトルフ(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
C・アルカラス(スペイン)、第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第10シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第11シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第32シードの
J・レヘチカ(チェコ)、世界ランク58位の
F・マロジャン(ハンガリー)が16強に駒を進めた。
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