男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は大会最終日の22日、シングルス決勝が行われ、世界ランク19位の
B・シェルトン(アメリカ)が同50位の
A・カラツェフを7-5, 6-1のストレートで破り、ツアー初制覇を達成した。
>>望月 慎太郎が4強進出 ジャパンOP組合せ<<21歳のシェルトンは昨年、アメリカ国内のみの成績で世界ランクトップ100に入り、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のためのオーストラリア遠征で人生初の国外ツアーを経験。その後も順調にランクを上昇させ、現在は19位を記録している。
今大会は1回戦で世界ランク97位の
ダニエル太郎、2回戦で同60位の
J・トンプソン(オーストラリア)、準々決勝で第5シードの
T・ポール(アメリカ)、準々決勝で同79位の
M・ギロン(アメリカ)を下しツアー初の決勝に進出した。
決勝戦、シェルトンは時速225kmを超える高速サービスを武器にサービスゲームのキープを続けると、第11ゲームでブレークに成功。52分で第1セットを先取した。
第2セット、第3ゲームでブレークチャンスを手にしたシェルトンは最後にフォアハンドのパッシングショットを決め先にブレーク。第5ゲームでもカラツェフの40-0から2度目のブレークを奪うと、その後は強烈なサービスを中心にカラツェフに挽回を許すことなく、1時間23分で念願のツアー初タイトルを手に入れた。
敗れたカラツェフは昨年1月のシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)以来となる通算4勝目をあげることはできなかった。
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