テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を主催するオーストラリアテニス連盟が11日、会長であるクレイグ・タイリー氏の会見を行い、女子テニスで元世界ランク1位の
大坂なおみや
C・ウォズニアッキ(デンマーク)、
A・ケルバー(ドイツ)が2024年の同大会で復帰することを明らかにした。
>>アルカラスら上海マスターズ組合せ<<昨年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)2回戦を腹痛のため棄権し、ツアーを離脱していた大坂は今年1月に妊娠していることを公表。その後7月には出産したことを発表し、今月9日にはコートでのストローク練習動画を公開した。8月時点で、来年1月の全豪オープンに照準を合わせていると語っていたが、オーストラリアテニス連盟のタイリー氏のコメントでそれが確実なものになった。
タイリー氏は会見で「なおみ、アンジー(ケルバー)、キャロライン(ウォズニアッキ)という全豪オープンを沸かせ、運動能力や、リカバリー力、そしてスポーツマンシップでファンを感動させた素晴らしいチャンピオンを再び迎えることができ、大変うれしく思っている」と子どもの出産でツアーを離脱していた3名の出場を明言。
そして、
C・ガウフ(アメリカ)や
A・サバレンカ、
I・シフィオンテク(ポーランド)、
E・ルバキナ(カザフスタン)ら席巻する現在の女子テニス界は以前とは変わっているとも語った。
「彼女らは、自分たちが頂点に君臨していた頃とは景色が多少変わっていることに気づくだろう。ガウフは信じられないような1年だった。19歳という若さでホームのグランドスラムである全米オープンを優雅に、そして落ち着いて優勝したのを見たときはとても興奮した。彼女はニューヨークで、現世界ランキング1位で全豪オープンのディフェンディング・チャンピオンであるサバレンカを破り、他のツアー参加者に試練を与えている存在だ」
「イガ(シフィオンテク)だってウィンブルドン女王のボンドロウソワや今年の全豪オープンファイナリストのルバキナとともにタイトルを追加することを熱望しているはずだ」
大坂やケルバー、ウォズニアッキらの復帰でさらに群雄割拠となる女子テニス界。シーズン最初の四大大会を制覇するのはこの中から生まれるのか。注目が集まる。
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