男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク215位の
望月慎太郎が同41位の
A・ポピリン(オーストラリア)を7-5, 2-6, 7-5のフルセットで破り、ツアー初のベスト4進出を果たした。
>>望月らジャパンOP組合せ<<20歳の望月は今大会、1回戦で世界ランク31位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)をストレートで破りツアー初白星をあげて初戦突破を果たすと、2回戦ではディフェンディングチャンピオンで第1シード、そして同10位の
T・フリッツ(アメリカ)を逆転で破る大金星を挙げ準々決勝進出を果たした。
第1セット、第1ゲームで4ポイント連取を許しいきなりブレークを許した望月だが、直後の第2ゲームでブレークバックすると勢いに乗り6-5で迎えた第12ゲームでラリー戦を制しブレークに成功。大きく拳をあげ会場を盛り上げた。
第2セットも序盤1ゲーム目でブレークされる立ち上がりとなると、第7ゲームでもブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、互いにサービスゲームをキープして迎えた第4ゲームで望月は1本ブレークチャンスを握るもここはサービスで凌がれる。ゲームカウント5-5で訪れた第11ゲーム、望月は3度のブレークポイントを与えるもこれをすべて凌ぐ粘りを見せセーブすると、第12ゲームで試合を決定づけるブレークに成功。2時間22分で勝利を決めた。
準決勝では世界ランク50位の
A・カラツェフと対戦する。カラツェフは準々決勝で第4シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク19位の
B・シェルトン(アメリカ)と予選から出場している同79位の
M・ギロン(アメリカ)が4強入りを決めている。
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