男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は17日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク215位の
望月慎太郎が同31位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで破り、ATPツアー大会本戦初白星を飾ると共に初戦突破を果たした。試合終了後に涙を浮かべた望月は会見で「ホッとして感情的になりました」と明かした。
>>【動画】望月 慎太郎 ツアー初白星飾り涙<<>>綿貫 陽介、望月 慎太郎らジャパンOP組合せ<<20歳の望月がジャパン・オープンに出場するのは2年連続2度目。昨年大会でもワイルドカードを受け取り本戦に出場したが、1回戦で
B・ナカシマ(アメリカ)にストレート負けを喫していた。
エチェベリーと初めて顔を合わせたこの日の第1セット、望月は第3ゲームでブレークに成功。その後は互いにサービスキープが続くとサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム、望月はラブゲームでキープし先行する。
続く第2セット、互いにサービスキープが続くと第11ゲームで望月がブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲーム、エチェベリーにフォアハンドウイナーを決められブレークバックを許してタイブレークに突入。一進一退の攻防となったタイブレーク、6-5とリードした場面で望月はボレーを決めて2時間2分で勝利した。
試合後の会見で望月は「序盤からサービスゲームで主導権を握ってプレーできたので相手にプレッシャーをかけられていました。リターンはあまりブレークできなかったですけど、すごい良かったなという感じです。信じてやり続けて最後勝てて良かったです」とコメント。
勝利後に涙を浮かべた理由については「ここ最近、チャレンジャーでもデビスカップでもアジア大会でも苦しい負けが続いていました。プレー自体は自分の中ではよかったですが勝ち切ることができなかったです。ATPツアーで1勝というのは自分の中ですごい長かったので本当にホッとしましたし、感情的になりました」と述べた。
勝利した望月は2回戦で第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは1回戦で世界ランク18位の
C・ノリー(イギリス)を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、世界ランク41位の
A・ポピリン(オーストラリア)予選を勝ち上がった同94位の
C・ガリン(チリ)、世界ランク113位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が2回戦に駒を進めた。
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