男子プロテニス協会のATPは10日、公式サイトで世界ランク216位の
望月慎太郎を紹介。望月は前週のチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会シングルス初タイトルを獲得し、2023年シーズンにおいて10代として4人目のチャレンジャー大会優勝者になった。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<2019年ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のジュニア部門でシングルス王者に輝いた望月。9日に行われたチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン決勝ではS・ロドリゲス・タベルナ(アルゼンチン)を6-1, 6-4のストレートで下し、トロフィーを掲げた。
このトロフィーは望月の新コーチであり元世界ランク42位の
D・サングイネッティ(イタリア)にとって大きな成果となった。望月は同コーチについて「ここ数カ月、彼に助けられています。本当にいい感じになってきました。自分のプレーにも自信がついてきましたね。彼がプレーしていた頃のプレーと、僕のプレーは少し似ていると思います。だから、僕たちはいい相性だと感じます」とコメント。
4月10日付のATP世界ランキングでキャリアハイの216位に浮上した19歳の望月。今季、10代の選手がチャレンジャー大会で優勝するのは世界ランク88位の
L・ヴァン・アッシュ(フランス)、同122位の
A・フィス(フランス)、同202位のH・メジェドビッチ(セルビア)に次ぎ4選手目となった。
また、望月はダブルスでは今年2月のテネリフェ・チャレンジャー2(スペイン/テネリフェ、ATPチャレンジャー)で
C・ハリソン(アメリカ)とペアを組み初優勝を飾っている。
>>トロフィーを掲げる望月慎太郎<<
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