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錦織 怪我と今後に言及【会見全文】

錦織圭
会見での錦織圭
画像提供: tennis365.net
男子テニスで元世界ランク4位の錦織圭は15日、木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)の会場で行われたイベント「ATPサンデー」に参加し、終了後に会見に参加した。

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33歳の錦織は今年7月に行われたアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)で8強入りしたものの、同大会で左ひざを負傷。その後、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、現在行われているロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)の欠場が決定すると、11日には木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス出場も見送ることを発表した。

【錦織の会見全文】

Q、今回の欠場について葛藤はありますか。

「葛藤は無かったです。そもそも痛みもあるし無理しても出れないですし、その段階に行けなかったです。意外と長くかかっているなと。原因も正直ここまでかかるものではないっぽいです。色々やっていますが簡単には治ってくれなくて。最近は日に日に良くなっているなと感じています」

「今年はチャレンジャーに出だしてアトランタも出て、ここも出られるな、やっと日本で戦えるなと思いはあったのでショックはかなり大きいです。どうしようもないので次に向かっていくしかないという段階です」

Q、具体的にはどの部分をけがしているのでしょうか。

「左膝なんですけど、原因としては確実ではないですが急に試合数が増えたこと、動きも良くなってきていた時だったので明らかな損傷と言うか炎症はあります。それが中々引かなかったです。色々治療は試していますが、最初の頃は軽い痛みかなという感じでしたが調べてみたらあまり良くなくて。でも手術したりっていう大事ではないので休むしか、炎症が引くのを待つしかできないです」

Q、スケジュールの面などで後悔していることはありますか?

「アトランタの1回戦で痛みがあって、それでもJ・トンプソン(オーストラリア)に勝って。少し出てきたなというのは感じながら2回戦、シャン・ジュンチェン(中国)と試合をして、その頃は結構痛くて今日の試合やめた方がいいかなと思って。それで辞めればよかったですけど、やって勝ってしまいました。その後、T・フリッツ(アメリカ)とも痛みがある中でできてしまって、そこからかなり悪くなりました。歳のことも考えてちょっとでも痛みを感じたら、これからは辞めるべきなのかと。そこら辺の判断は常に課題としてあるので考えさせられました」

Q、オーストラリアと日本のチャレンジャー大会出場はどうなりますか?

「(オーストラリアの大会は)まだ諦めてはいないです。11月に日本で行われるチャレンジャー4大会についてどこかは出たいなと。可能であれば全部出たいですけど、そこは体との相談もあるので、もしオーストラリアに出られなかったら日本の大会にチャレンジするかなという感じです」

Q、世界ではR・フェデラー(スイス)が引退してR・ナダル(スペイン)も来年の引退を示唆しているが、A・マレー(イギリス)S・ワウリンカ(スイス)M・ラオニッチ(カナダ)M・チリッチ(クロアチア)が活躍しています。現役に関する考え方については現在どのように考えていますか?

「僕も体が尽きるまではやるんだろうなという考えがあります。情熱も衰えないし、テニスの試合をしたいなと動画を見ているだけで思いますし、やっぱり楽しいです。情熱が無くなって辞めることは多分ないなと思っています。辞めるとしたら体がもう限界だなと感じた時だと最近思います。もし、これから大きい手術が来た場合はもう無理かなと考えていたりもします」

「でも、うれしいですね。マレーとかトップ10に戻ってはいないですけど、あのレベルでしぶとく戦って。今も昔と同じように叫びまくってという熱を見ているとライバルといえどモチベーションは貰います。ラオニッチの復帰の時期が全く一緒だったりするのはうれしいなと感じますね」

Q、予定通りチャレンジャーに出場し問題なくプレーできれば、次の目標は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)になりますか?

「もちろん出るつもりではいます。今回また休んだので何とも言えないですけどチャレンジャーで優勝して、アトランタでトンプソンと試合をして勝てたりという部分は自信になっていました。不安はあまりなかったんですが、今回2、3カ月休んで不安は増えたりしています。あのレベルで戦うのが意外と普通にできた、という意味で今年、数大会を最低限プレーできれば来年は戻れると思います。できないとマイナスからのスタートになってしまうので、なるべく頑張って治して、全豪とかに向けて1年のスタートをちゃんと切れるようにはしたいです」

Q、去年から色々経験を積んで耐える力だとか、変化はありますか?

「何とか落ち着いてリハビリだったり、楽しく練習はできています。先ほども言ったようにこれでまた半年休むとなるとそれに蓄えられたエネルギーがあるかないかは自分と要相談だと感じています。でも、この調子で膝が治ってまた試合に出られれば、やる気も勢いも戻ってくると思います。成長しているかは分からないですけど、それを爆発させられる日が来ればいいなと思います」

Q、C・アルカラス(スペイン)などの若い選手をどう見ていますか?

「やってみたいというのはシンプルにあって。この前、久々に対戦したフリッツが、僕自身がトップのレベルに戻ってきていないというもあるかもしれないですけど、成長しているなと、強くなったなとすごく感じて。攻撃力もそうですし安定したプレーが数年前よりもできるようになっていて強くなっているなと感じました。最近の選手は攻撃力がとてつもないので、特に若い選手は。僕が結構好きなのはC・ルード(ノルウェー)ですかね。オールラウンダーでボレーにも出られて、フォアの球筋の安定感もありますし、トップ5にずっと定着していく選手なのかなと。見ていて安心する選手ですね。たまに自分に置き換えて試合してみたいなと考える時もあります」

Q、お子さんが少し成長して気がまぎれるのかなと想像していますが、父親としてどうでしょうか?

「気はまぎれると思います。子供だったり色んなサポートを受けながらできているので。良い意味では成長を見れているというところもあります。自分の人生をもうちょっと楽しみたいなというのもありながら、自分の人生の中に子供も入ってきているのでどっちを取るのかは難しいですね。僕の場合、選手生命は限られているので早く復帰したいなという気持ちもありますし、子供の1歳から5歳はかけがえのない時間なので。どっちにしましょうか(笑)」

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(2023年10月15日17時55分)

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