男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は28日にシングルス2回戦が行われ、第28シードの
西岡良仁が同58位の
A・モルカン(スロバキア)を5-7, 6-4, 6-4の逆転で破り、3回戦進出を果たした。
>>西岡、綿貫らマドリッドOP組合せ<<西岡がムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは3度目。初出場となった2021年では予選を勝ち上がり本戦入りし初戦突破を果たした。しかし、昨年は予選1回戦で姿を消している。
今大会ではシードとして出場しているため1回戦免除。この試合が初戦となる。
両者は2度目の顔合わせで、先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)2回戦では、モルカンが7-6 (7-5), 1-6, 6-2のフルセットで勝利している。
この試合の第1セット、西岡はリターンゲームで6度のブレークポイントを握るもこれを全て逃す。逆に第12ゲームでモルカンに初めてのブレークポイントが訪れると、1度はしのぐも2度目のブレークポイントをものにされ、55分で先行される。
続く第2セット、西岡は第1ゲームでこの試合で訪れた9度目のブレークポイントを獲得し、ようやくブレークに成功する。ここから流れを掴んだ西岡は一気に5ゲーム連取を果たす。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第6ゲームと第8ゲームで訪れた4度のセットポイントを全て逃すとモルカンにブレークバックを許し4ゲームを連取される。それでも第10ゲームをラブゲームでキープし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、序盤は両者キープを続けるも第7ゲームで西岡がブレークに成功。西岡はこのリードを守り切り3回戦進出を決めた。
勝利した西岡は3回戦で第5シードの
A・ルブレフと世界ランク84位の
S・ワウリンカ(スイス)の勝者と対戦する。
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