男子テニスのスルプスカ・オープン(ボスニア・ヘルツェゴビナ/バニャ・ルカ、クレー、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・ルブレフが世界ランク202位の
D・ジュムホール(ボスニア)を7-5, 6-3のストレートで破り、ツアー2週連続のベスト4進出を果たした。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<>>ルブレフらスルプスカOP組合せ<<前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で悲願となる「ATPマスターズ1000」初制覇を達成したルブレフ。今大会は初戦の2回戦で界ランク92位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)をストレートで下し8強入りを決めていた。
この試合、地元の声援を受けるジュムホールに対しルブレフはファーストサービスが入ったときに65パーセントの確率でポイントを獲得するなど、ブレークを1度に抑える。第1セットではゲームカウント2-5と押し込まれたものの、リターンゲームではジュムホールのセカンドサービスのリターンから主導権を握り、試合を通して7度のブレークチャンスを創出。そのうち4度のブレークに成功し、1時間51分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「2-5で負けていたけど、盛り返すことができた。タフな試合だった。長いゲームや長いラリーが多かったけど、最終的には勝つことができたし、それが1番大事なことだよ」
準決勝でルブレフは世界ランク73位の
A・モルカン(スロバキア)と対戦する。モルカンは準々決勝で同78位の
L・ジェレ(セルビア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)、世界ランク70位の
D・ラヨビッチ(セルビア)が4強へ駒を進めた。
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