男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
J・シナー(イタリア)は世界ランク37位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。シナーからみて6-0, 3-1の場面でシュワルツマンが棄権し、初戦突破を果たすとともにベスト16進出となった。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<上位8シードは1回戦免除のためこの試合が初戦となったシナー。2回戦は今大会ダブルスでパートナーを組むシュワルツマンとなった。
試合は序盤からシナーが圧倒。アンフォースドエラーを6本に抑え、1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露した。第2セット途中では、試合序盤から精細を欠いていたシュワルツマンが棄権を申請。42分間で初戦突破を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。
「最初から彼がかなり苦しんでいるのがわかったんだ。バックハンド側、体の左側が痛そうだった。彼のベストを祈るし、大事に至らないことを願っている。僕に関しては、クレーでの準備期間が短かったけど、ここでプレーできて、イタリアのファンの前でプレーできてうれしいよ。クレーコートではそれほど悪くないと感じているんだ」
21歳のシナーは今月2日まで行われていたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で決勝に進出。惜しくも準優勝に終わったものの、そこからクレーコートの準備に入ったため、十分な調整期間が得られなかった。
3回戦では第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは2回戦で世界ランク56位の
J・ドレイパー(イギリス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
D・メドベージェフ、第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第9シードの
K・ハチャノフ、第13シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)らが16強へ駒を進めた。
また、ダブルスに出場していたシナーとシュワルツマンのペアは11日に行われた2回戦でF・マルティン(フランス)/ A・ミエス(ドイツ)にストレートで敗れ姿を消している。
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