高校テニス日本一の座をかけた大会、大正製薬リポビタン第45回全国選抜高校テニス大会(福岡/博多、博多の森テニス競技場、福岡県営春日公園テニスコート、砂入り人工芝)は20日に博多の森テニス競技場のセンターコートで開会式が行われ、団体戦に出場する男女各56校が一同に会した。
>>全国選抜高校テニス・男子団体組合せ<<>>全国選抜高校テニス・女子団体組合せ<<同大会は団体戦が21日から25日、個人戦が22日から26日にかけて行われる。昨年は男子団体で相生学院(兵庫)が3連覇を達成し、女子団体では松商学園(長野)が初優勝を飾っている。
また個人戦(男女シングルス)は団体戦出場校のナンバー1登録選手の56名と都道府県別個人戦出場者48名の男女各104名によって争われ、優勝者は9月に行われる全米オープン・ジュニアの予選出場権を獲得することができる。
20日に行われた開会式では多くの観客がスタンドから見守る中、各校の主将が入場。高崎商大附(群馬)の主将・根本優希と徳島商(徳島)の主将・船本紗恵が選手宣誓を行なった。
選手宣誓[画像:tennis365.net]
【選手宣誓 全文】
(高崎商大附・根本)
「世界中を巻き込んでいるウクライナでの戦争、終息しつつあるも油断することのできない新型コロナウイルス。このような流れの中、テニスができることの喜びを胸に、私たちは今ここに立っています」
「保護者の皆様への感謝の気持ち、先生や友人への感謝の気持ち、大会を開いてくださった方々への感謝の気持ち、そして今ここに集まっている尊いライバルたちへの感謝の気持ちを胸に、ここに立っています」
(徳島商・船本)
「選手宣誓にあたり、私たちが毎週行ってきた、9年間で延べ9,000人が参加している小学生テニス教室が評価されたと伺いました。地域も小学生も部員である私たちも笑顔になれる、こういった普及活動は、テニスへの恩返しにもなります。人と人との繋がりが叫ばれている今、この45回大会をみんなで普及活動を始めるきっかけの大会とすることを提案致します」
(両名)
「宣誓、私たちは関わって下さったすべての方々への感謝の気持ちを持ち、一緒にプレーできるライバルへの尊敬の気持ちを胸に、自分を信じて、仲間を信じて、最後まで正々堂々と戦い抜くことを誓います」
昨年度優勝校による優勝旗返還[画像:tennis365.net]
今大会の男女団体戦のシード校は以下の通り。
【男子団体戦 シード校】
第1シード 相生学院(兵庫)
第2シード 柳川(福岡)
第3シード 法政二(神奈川)
第4シード 関西(岡山)
第5シード 四日市工(三重)
第6シード 大分舞鶴(大分)
第7シード 湘南工大附(神奈川)
第8シード 麗澤瑞浪(岐阜)
第9シード〜第12シード
仙台育英(宮城)
敦賀気比(福井)
高松北(香川)
北陸(福井)
第13シード~ 第16シード
北海道科大(北海道)
新田(愛媛)
鳳凰(鹿児島)
近畿大附(大阪)
【女子団体戦 シード校】
第1シード 浦和麗明(埼玉)
第2シード 相生学院(兵庫)
第3シード 山陽女学園(広島)
第4シード 松商学園(長野)
第5シード 四日市商業(三重)
第6シード 宮崎商(宮崎)
第7シード 岡山学芸館(岡山)
第8シード 鳳凰(鹿児島)
第9シード~第12シード
白鵬女子(神奈川)
野田学園(山口)
法政二(神奈川)
浜松市立(静岡)
第13シード~第16シード
札幌光星(北海道)
仙台育英(宮城)
京都外大西(京都)
徳島商(徳島)
21日より高校テニス日本一の座をかけた熱戦の火蓋が切られる。
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