女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
O・ジャバー(チュニジア)が世界ランク106位の
M・フレッチ(ポーランド)を4-6, 6-4, 6-1の逆転で破り、2021年以来2年ぶりの3回戦進出を果たした。
>>ダニエル 太郎vsノリー 1ポイント速報<<>>ダニエル、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<ジャバーは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で当時世界ランク86位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)に1-6, 7-5, 1-6のフルセットで敗れ、試合後には「息苦しさがあった」ことを明かしていた。
その後怪我のため、先月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)とドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)を欠場。
ジャバーは今大会が6度目の出場で最高成績は2021年の準決勝進出。今大会のシード勢は1回戦免除のため、この日が復帰戦となったジャバーは第1セット、ファーストサービスが入った時に68パーセントの確率でしかポイントを獲得できず、2度のブレークを許し39分で先行される。
しかし第2セット、第3ゲームでブレークに成功したものの、直後の第4ゲームでブレークバックを許す。それでも第8ゲームから3ゲーム連取に成功し、35分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、1ゲームしか取られなかったジャバーは第5・第7ゲームでブレークを奪い、1時間43分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでジャバーのコメントを紹介している。
「私はアスリートなので、長い間競技から離れるのは大変だった。コートに立つことが恋しくなっていた。ここやマイアミでも準備をして、何が起こるか見てこようと思った」
また第1セットを落としたことについて「今起きていることを受け入れ、戦い抜き、様子を見ようと自分に言い聞かせていた。きっと、試合を重ねるごとに良くなっていくと思っていた」
ジャバーは3回戦で世界ランク105位のボンドロウソワと対戦する。ボンドロウソワは2回戦で第28シードの
M・ブズコバ(チェコ)を6-1, 6-1のストレートで下しの勝ち上がり。
同日には、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第5シードの
C・ガルシア(フランス)、第8シードの
D・カサトキナ、第10シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第13シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、第14シードの
V・アザレンカ、第21シードの
P・バドサ(スペイン)、第30シードの
L・フェルナンデス(カナダ)、世界ランク77位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)らが3回戦進出を決めた。
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