男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は25日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
C・ノリー(イギリス)が世界ランク63位の
B・ミラリェス(スペイン)を6-2, 3-6, 7-6 (7-3)のフルセットで破り、2週連続の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチ、メドベージェフらドバイ選手権の組合せ<<>>西岡 良仁、アルカラスらアカプルコ組合せ<<世界ランク13位で27歳のノリーは先月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)、前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で準優勝している。
リオ・オープンに出場するのは初出場となった2019年以来であり、当時は2回戦で
J・ムナル(スペイン)にフルセットで敗れ8強入りを逃している。なお、今大会では1回戦で世界ランク107位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)、2回戦で世界ランク83位の
T・モンテイロ(ブラジル)、準々決勝でプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場する世界ランク111位の
H・デリエン(ボリビア)を下し4強入りしている。
この日の第1セット、ノリーは第2ゲームから5ゲーム連取に成功。第7ゲームでは4度のセットポイントとなるブレークポイントを活かせなかったものの、サービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームを難なくキープし、先行する。
しかし、続く第2セットでは第2ゲームでブレークを許すとリターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、1セットオールとされる。迎えたファイナルセット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。ノリーは2度のミニブレークに成功し、2時間29分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにノリーのコメントを掲載し「第2セット、彼(ミラリェス)のプレーは良かったし、僕は少し焦ってしまった。少し早くポイントを終わらせようとしすぎた。でも、彼が強くなって戻ってきたことは称賛に値するよ」と語った。
「今日は第3セットでのフィジカルが全てだった。本当にタフだったよ。彼はハードに戦った。サーブもよくなったし、よく打ってきていた。決勝ではポイントを獲って、うまくプレーしなければならない。そうしなければチャンスはないだろうね」
勝利したノリーは今季初優勝をかけて、決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準決勝で予選から出場した世界ランク139位の
N・ジャリー(チリ)を6-7 (2-7), 7-5, 6-0の逆転で下しての勝ち上がり。
アルカラスとノリーはアルゼンチン・オープン決勝でも対戦しており、そのときはアルカラスがストレート勝ちをおさめた。
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