男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は21日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
C・ノリー(イギリス)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク107位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)を7-5, 6-1のストレートで破り、2019年以来4年ぶり2度目の初戦突破を果たした。
>>メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>ノリー、アルカラスらリオOP組合せ<<世界ランク13位で27歳のノリーは先月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)、前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で準優勝している。
リオ・オープンに出場するのは初出場となった2019年以来であり、当時は2回戦で
J・ムナル(スペイン)にフルセットで敗れ8強入りを逃している。
この日の第1セット、ノリーは第3ゲームで先にブレークを許す。セルンドロに試合を優位に進められるもゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでブレークバックに成功。4ゲームを連取して先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームで0-40とされ3度のブレークを握られるも全て凌ぐと第3ゲームから5ゲームを連取し、1時間28分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにノリーのコメントを掲載し「彼(セルンドロ)はいいプレーをしていた。予選ではここで何試合かやっていたから、良いスタートを切るだろうと思っていた。でも、僕は自分のプレーを見せられたし、終盤はバックハンドを効果的に使うことができた」と語った。
勝利したノリーは2回戦で世界ランク83位の
T・モンテイロ(ブラジル)と対戦する。モンテイロは1回戦でプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場している同96位の
D・ティーム(オーストリア)を6-1, 3-6, 7-6(7-2)のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)、世界ランク81位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)、同88位の
D・ガラン(コロンビア)が2回戦進出。また、その他にも3試合が行われていたが雨天により翌日に延期されている。
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