女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は9日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・カサトキナが世界ランク28位の
J・タイシュマン(スイス)を1-6, 6-0 ,6-2の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。
上位4シードは1回戦免除のため、この日が初戦となったカサトキナは第1セット、序盤で5ゲーム連取を許し30分で第1セットを落とす。続く第2セット、ファーストサービスが入った時に83パーセントの高い確率でポイントを獲得。タイシュマンに1度もゲームを与えず、25分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、両者は2度ずつブレークを奪い合うと、カサトキナは第6・第8ゲームでブレークに成功し、1時間43分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでカサトキナのコメントを紹介している。
「このようなタフなコンディションでは、少しでも集中力を欠くとすぐに試合が変わってしまう。照明や風の影響で少し迷ったけど、もっと安全にプレーする方法を見つけた」
勝利したカサトキナは準々決勝で世界ランク29位のジャン・チンウェンと対戦する。ジャンは2回戦で第5シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を7-6 (12-10), 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第3シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第6シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、第8シードの
L・サムソノヴァが8強へ駒を進めた。
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