女子テニス協会のWTAは12日、2022年のWTAアワード:プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを発表。世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)が初の受賞を果たした。
21歳のシフィオンテクは2020年にWTAアワードのインプルーブド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最も上達した選手賞)を獲得。そして今年は全選手の中で最高の選手にあたるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。
今季はツアーで計8つのトロフィーを手にしたシフィオンテク。四大大会では、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝、ウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で3回戦進出、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝と1年にわたり安定した成績を収め続けてきた。
さらに今シーズンはツアーでの決勝進出数(9回)、トロフィー獲得数(8個)、マッチ勝利数(67勝)でトップに立つなど、世界ランクのみならず多くのカテゴリーで頂点に立った。
シフィオンテクが今季手にしたタイトルは以下の通り。
※左から開催月、大会名、決勝の対戦相手とスコア
2月:カタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、
A・コンタベイト(エストニア)、6-2,6-0
3月:BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)、
M・サッカリ(ギリシャ)、6-4, 6-1
3月:マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)、
大坂なおみ、6-4, 6-0
4月:ポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)、
A・サバレンカ、6-2,6-2
5月:BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)、
O・ジャバー(チュニジア)、6-2,6-2
5月:全仏オープン、
C・ガウフ(アメリカ)、6-1, 6-3
8月:全米オープン、ジャバー、6-2,7-6 (7-5)
10月:サンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)、
D・ヴェキッチ(クロアチア)、6-3, 3-6,6-0
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