男子プロテニス協会のATP公式サイトは11日、13日に開幕する男子テニスのツアー最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場する世界ランク8位の
N・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載。2015年以来7年ぶり6度目の優勝がかかる今大会への期待について語った。
>>ATPファイナルズ 組合せ・結果<<>>【BJK杯】日本vsウクライナ 対戦表・結果<<Nitto ATPファイナルズは年間の獲得ポイント上位8名のみが出場できる大会。昨年は第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第2シードの
D・メドベージェフを6-4, 6-4のストレートで破り、2018年以来3年ぶり2度目の優勝を飾った。
今年は世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)が左わき腹の負傷により欠場することを前週に発表し、代わりに
T・フリッツ(アメリカ)が繰り上がりで出場となった。出場選手の中で優勝経験があるのは、過去5度優勝のジョコビッチ、過去1度優勝の
S・チチパス(ギリシャ)とメドベージェフの計3名。
R・ナダル(スペイン)は2010年と2011年の準優勝が最高成績となっている。
「シーズンの完璧な締めくくりになるだろうね」と
R・フェデラー(スイス)の持つ最終戦最多6度の優勝にあと1つで並ぶジョコビッチはコメント。
「確かにケーキの上のイチゴのようなものだけど、それを手に入れるための道のりは長いんだ。長い1週間になる。世界のベストプレーヤーと戦わなければならない。この大会に出場する選手とは多かれ少なかれ1度は対戦しなければならないから楽しみだね。僕はこの大会、このフォーマットで何度も経験しているし、それがいい方向に作用してくれればと思うよ」
「この大会には熱狂的なファンがいる。ツアー最終週ということで、僕らにとってはラストスパートのようなもの。最初の試合から非常に激しい戦いになるから、各自ができる限りの準備をすると同時に、トーナメントが始まるまでの数日間を楽しもうとしているんだ」
また、35歳となった自身の年齢と大会に出場する若手選手との比較について語った。
「他の選手ほど若いとは思わないし、Nitto ATPファイナルズに初参加してからしばらく経つけど、そのなかでも調子はいいと思う。特にこの4~5カ月はね。ウィンブルドンでも優勝したし、ファイナルの前に行われたインドアでの大会でもほとんど優勝しているんだ。モチベーションは高いし、挑戦するのが楽しみだよ。ラウンドロビンの段階からファイナルを戦っているように集中しなければならない。各試合はすべてそんな感じになると思うよ」
今大会は4名ずつに分かれて行われる予選ラウンドロビン(総当たり戦)で上位2名ずつが準決勝に進出。勝ち上がった4名によるトーナメント戦でタイトルが争われる。10日に発表された予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。
【グリーングループ】
R・ナダル
C・ルード(ノルウェー)F・オジェ アリアシム(カナダ)T・フリッツ
【レッドグループ】
S・チチパス
D・メドベージェフ
A・ルブレフN・ジョコビッチ
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