男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は29日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク19位の
D・シャポバロフ(カナダ)が同27位の
B・チョリッチ(クロアチア)を7-6 (7-4), 6-0のストレートで破り、今季ツアー2度目の決勝進出を果たした。
>>西岡、ナダルらパリマスターズ 組合せ<<この試合の第1セット、シャポバロフは7本のサービスエースを決めるなどチョリッチにブレークポイントを与えることのないサービスゲームを披露するも、リターンゲームではチョリッチに対しブレークを奪うことができずにタイブレークへ。これをものにし先行した。
第2セットでは3本のダブルフォルトを犯したものの、ファーストサービスが入ったときには92パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは3度のブレークに成功して6ゲームを連取。1時間28分で決勝へ駒を進めた。
23歳のシャポバロフにとってツアーの決勝は今月のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)に続き今季2度目。2019年のストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)以来となるツアー2勝目をかけて、決勝で第1シードの
D・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準決勝で世界ランク32位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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