男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は5日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)が予選から出場した世界ランク152位のL・ナルディ(イタリア)を7-6 (7-2),7-6 (7-3)のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
>>キリオスら楽天OP組み合わせ<<>>メドベージェフ、ジョコビッチらアスタナOP組み合わせ<<この試合、チチパスは10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ナルディに2度のブレークチャンスを与えたもののこれを凌ぐ。リターンゲームでは19歳のナルディに対し1度もブレークポイントを握れず、ともにタイブレークに入るもこれをどちらもものにし、1時間45分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスのコメントが掲載された。
「彼(ナルディ)はいずれとても良いプレーができる選手になると思う。将来性があるね。レベルには感心したよ。試合中ずっとそのレベルを維持できていた。穴がないんだ。今日は最初から最後までそのレベルを維持できたと思うし、それが非常に印象的だったね」
「僕はベストを尽くそうと思ったし、できるだけ切り替えようとしたんだけど頭の中で考えていたほど簡単じゃなかったんだ。彼は今日、それを困難にしてくれた」
準々決勝でチチパスは第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と世界ランク43位の
A・ブブリク(カザフスタン)のどちらかと対戦する。
同日には第5シードの
A・ルブレフや世界ランク21位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、同51位の
A・マナリノ(フランス)が8強へ駒を進めた。
一方、敗れた19歳のナルディはツアー初のベスト8進出とはならなかった。
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