男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は7日、シングルス決勝が行われ、世界ランク96位の
西岡良仁は世界ランク63位の
N・キリオス(オーストラリア)に4-6,3-6で敗れるも、自身2年半ぶりのツアー準優勝をおさめた。試合後、西岡は同い年のキリオスと「もっと試合をしたい」と語った。
>>西岡、メドベージェフらナショナル・バンクOP 組合せ<<>>大坂らナショナル・バンクOP 組合せ<<26歳の西岡は今大会、1回戦で世界ランク37位の
J・ブルックスビー(アメリカ)、2回戦で第11シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、3回戦で第7シードの
K・ハチャノフ、準々決勝で第16シードの
D・エヴァンス(イギリス)、準決勝で第1シードの
A・ルブレフを下して2020年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)以来、約2年半ぶりとなるツアー決勝進出を決めた。
西岡は過去3連敗中のキリオスに対して、第1セット、第2セットとも第1ゲームでブレークを許し、これを挽回することができずにストレート負けを喫した。
表彰式の西岡のコメントがTennis TV公式Twitterで掲載され、「昔(14歳の頃)からお互いのことを知っていて、同い年で今こうして一緒にここにいます。引退するまで、このレベルで(2人で)もっと試合をしたいと思います」と語った。
西岡は2018年9月の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)以来 約4年ぶりとなるツアー優勝を飾ることはできなかったが、8日発表の世界ランクでは54位にジャンプアップした。
一方、勝利したキリオスは今季初優勝と共に2019年のシティ・オープン以来、約3年ぶりとなるキャリア7勝目を飾り、37位に浮上した。
西岡は8日に開幕するナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)にSE(スペシャル・エグザンプト※)により本戦から出場し、1回戦で予選通過者で世界ランク104位の
B・ペール(フランス)と対戦することが決定した。
※SE・・・前週の大会で勝ち残り、翌週に出場予定の大会の予選に出場できない場合に適用される救済措置
>>TennisTV 公式Twitter<<
■関連ニュース
・西岡良仁 ルブレフ撃破でV王手・西岡「マジできつかった」・西岡 500初決勝「楽しみたい」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング