テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、女子シングルス決勝が行われ、第17シードのE・リバキナが第3シードの
O・ジャバー(チュニジア)を3-6, 6-2, 6-2の逆転で破り、グランドスラム初優勝を飾った。
>>ウィンブルドン女子 組合せ・結果<<>>ジョコビッチvsキリオス決勝 1ポイント速報<<世界ランク2位のジャバーは準決勝で世界ランク103位の
T・マリア(ドイツ)を6-2, 3-6, 6-1のフルセットで破り、アフリカ勢女子として史上初となる四大大会決勝進出を果たした。
一方、世界ランク23位のリバキナは準決勝で第16シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-3, 6-3のストレートで下し、カザフスタン人選手として史上初となる四大大会決勝進出を決めた。
ジャバーとリバキナは4度目の顔合わせで、ジャバーの2勝1敗。直近の対戦は昨年10月のシカゴ・フォール・テニスクラシック(アメリカ/シカゴ、ハード、WTA500)準決勝で、そのときはリバキナが第2セット途中で棄権しジャバーが勝利していた。
ともにグランドスラム初優勝をかけた両者の試合は第1セット、時速190kmを超えるビッグサーブを放つリバキナに対して試合巧者のジャバーが第3ゲームでブレークに成功する。ジャバーはリバキナに1度もブレークポイントを与えず、第9ゲームで再びブレークを奪って先取する。
ジャバーに試合の流れが完全に傾いたかと思われたが、第2セットの第1ゲームでリバキナが初めて掴んだブレークポイントを活かして先行する。リバキナはミスの増えるジャバーから第5ゲームでもブレークに成功。リバキナは得意のサービスゲームも安定し、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、勢いに乗るリバキナが第1ゲームでブレークに成功。ドロップショットを織り交ぜてペースを掴もうとするジャバーの反撃を振り切り、初のグランドスラムタイトルを手にした。
大会最終日の10日には、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)による男子シングルス決勝が行われる。
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第14日 男子シングルス決勝 ジョコビッチvsキリオス
6/27(月)~7/10(日)
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