テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、第11シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク127位の
M・ブザルネスク(ルーマニア)を6-2,6-3のストレートで破り、2年連続3度目の3回戦進出を果たした。
>>シフィオンテクらウィンブルドン女子 組合せ<<>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<2019年の同大会では15歳ながらベスト16に進出し、一躍トップ選手の仲間入りを果たしたガウフ。今年は1回戦で世界ランク54位の
E・ルース(ルーマニア)をフルセットで破り2回戦へ駒を進めた。
この日は10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、ブザルネスクに1度もブレークチャンスを与えることのないプレーを披露。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間20分で快勝した。
試合後の会見でガウフは「今夜の試合はとてもよかったと思う。何の不満もないわ。彼女は簡単にプレイできる選手ではない。芝は彼女のベストサーフェスだと思う。もし失敗しても大丈夫なように、序盤はとにかくしっかり打つことを心がけていたの」と語った。
また、会見では記者から理想のサービスやフォアハンドは誰なのかと尋ねられたガウフは元世界ランク1位の女王の名を口にした。
「サーブの面で言うと、私のサーブは誰かが欲しいと思えるようなものかなと感じている。それ以外だと、明らかにセリーナ(ウィリアムズ)だね。彼女の持つサーブは最高のものの1つ。私は彼女を手本にしてきた。フォアハンドもまたセリーナ。バックハンドは私、リターンもまたセリーナ。彼女は私が手本にしたすべてなの」
先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会初の準優勝を果たしたガウフ。最後にクレーコートや芝コートで適応できた方法について明かした。
「正直なところ、幼い頃は芝やクレーでこれほど快適にプレーできるとは思ってもみなかった。ハードコートでプレーしているときは毎回何が起こるかわかるから、今でもハードコートが1番好き。予測不可能なサーフェスでプレーするとき、私は自分のスピードと、反応し調整する能力を高く評価している。このようなサーフェスではそれが必要なの。このようなコートではそれが必要だと思う。つまり、クレーと芝はまったく異なるサーフェス。その両方でいい成績を残すのはクールなこと。私の究極の目標は、すべてのサーフェスでトロフィーを掲げることなの」
ガウフは3回戦で第20シードの
A・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは2回戦で世界ランク102位の
L・デイビス(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)や第4シードの
P・バドサ(スペイン)、第8シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第15シードの
S・ハレプ(ルーマニア)らが3回戦へ駒を進めた。
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