男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、第10シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク35位の
T・ポール(アメリカ)を6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 6-3の逆転で破り、2年連続の初戦突破を果たした。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<この試合の第1セット、お互いに1度ずつのブレークを奪い、タイブレークに突入。シナーは3度のミニブレークを許し、1時間9分で先行される。
続く第2セット、序盤で3ゲーム連取を許したシナーは第9・第12ゲームで3度のマッチポイントを守り切り、タイブレークに突入。シナーは2度のミニブレークに成功し、1時間7分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ファーストサービス時のポイント獲得率が83%、1度もブレークポイントを与えず。自身は1度のブレークに成功して、3時間で勝利を決めた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを紹介している。
「とてもとても難しい状況だった。第1セットで5-2とリードしていたのに、落としてしまった。彼(ポール)はとてもいいタイブレークをした。第2セットもジェットコースターのようなものだった」
「2回戦に進出できてうれしい。明らかにタフな試合だったし、次の試合はどうなるか見てみよう。今日は自分のベストパフォーマンスではなかったと思うので、次のラウンドではもっとレベルを上げられるようにしたい。でも、とても難しい試合だったし、難しい相手だったので、勝てたことはうれしい」
勝利したシナーは2回戦で世界ランク22位の
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは1回戦で同44位の
P・マルティネス(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には、第9シードの
C・ノリー(イギリス)、第13シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第14シードの
D・シャポバロフ(カナダ)、世界ランク20位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、同21位の
G・モンフィス(フランス)、同29位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、同78位の
A・マレー(イギリス)らが2回戦へ駒を進めた。
■関連ニュース
・シナー途中棄権「動けない」・シナー8強 キリオス撃破・シナーとシャポ 負傷で欠場■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング