男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス4回戦が行われ、第9シードの
J・シナー(イタリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク102位の
N・キリオス(オーストラリア)を7-6(7-3), 6-3のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。
>>大坂 なおみvsコリンズ 1ポイント速報<<>>メドベージェフら マイアミOP組み合わせ<<3回戦で第17シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を逆転で破った昨季準優勝のシナー。この試合、互いにキープが続くとタイブレークへ突入。3度のミニブレークを奪ったシナーが第1セットを先取する。
第2セットでは第1ゲームからブレークを奪うと、第9ゲームで2度目のブレークに成功し1時間40分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載。
「今日は少しレベルを上げた。彼(キリオス)はとてもアグレッシブなプレーヤーで、特に彼のサーブの調子がいいときは、そうせざるを得なかったんだ。今日の自分のパフォーマンスにはとても満足しているよ」
「第1セットの序盤に2、3のブレークポイントをしのいだことで、少し自信がついたと思う。それから、太陽が完全に目に入ってしまうような場面では、簡単にはいかなかったけど、その状況にも少し対応しなければならない」
「彼は、バックハンドがとてもフラットでしっかりしていると思う。彼を少し動かして、バランスを崩させようとしたんだ」
勝利したシナーは準々決勝で第28シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と世界ランク103位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
同日には第1シードの
D・メドベージェフや第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第6シードの
C・ルード(ノルウェー)が8強入りを果たした。
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