男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)は27日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク70位のH・ルーネが第1シードで同3位の
A・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで破り、今季ツアー初のベスト8進出を果たした。
>>大坂 なおみvsポタポヴァ 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 組み合わせ<<1回戦で予選通過者で世界ランク88位の
J・レヘチカ(チェコ)をストレートで破った18歳のルーネ。この試合の第1セットでは第2ゲームでブレークに成功し序盤で3ゲームを連取。第7ゲームでブレークバックを許すも直後の第8ゲームで再びブレークを奪い先行する。
第2セットではファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得。第1・第5ゲームでブレークに成功し、1時間39分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルーネのコメントを掲載し「最初から難しい試合だった。彼(ズベレフ)は世界のトップ3に入る選手で、特にこの1年は多くのビッグタイトルを獲得するなど、信じられないようなテニスを続けてきた。彼を尊敬しているし、まさか2セットでこのようなスコアで勝てるとは思っていなかった。でも、本当に難しい試合で、たくさんのラリーをこなしたし、今日の自分のパフォーマンスには本当に満足しているよ」と語った。
「この大会は大好きなんだ。少し標高が高く、デンマークと同じようなコンディション。ここに来れて本当にうれしいよ」
勝利したルーネは準々決勝で世界ランク63位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは2回戦で同65位の
M・クレッシー(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破っての勝ち上がり。
同日には第4シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と第7シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)が8強に駒を進めている。
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