テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが第12シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4, 7-5, 6-2のストレートで破り、2019年以来2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。会見では「もし第2セットを落としていたら、試合は全く違う展開になっていた」と振り返った。
>>ジョコビッチvsズベレフ 1ポイント速報<<今年2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ったメドベージェフはこの試合、12本のサービスエースを放つなどしてファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。5度のブレークに成功して2時間4分で勝利した。
試合後には「タフな試合だった。特に第2セットは大変だった。あのセットが間違いなく試合の勝敗を分けた。オジェ アリアシムのような選手からはブレークをそう何度も奪うことはできない。状況が違えば僕にとってセットを失うことにもなった」と語った。
「大事な第2セットを取ることができてよかった。そこから彼は少し動きが鈍くなった。彼は失ったゲームのことを考えてしまっていたんだ。そこからミスが重なって、プレッシャーがかかっていた。そこで試合が大きく動き、カギになったよ」
決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)の勝者とタイトル獲得を争う。
一方で敗れたオジェ アリアシムは、2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の
M・ラオニッチ(カナダ)以来となる、カナダ人男子としてグランドスラム決勝進出とはならなかった。
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