テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク97位の
C・アルカラス(スペイン)が第28シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)に6-4, 6-2, 6-4のストレートで勝利し、3回戦へ進出した。
>>錦織vsラクソネン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<今大会、予選を勝ち上がって初の本戦入りを果たした18歳のアルカラスは、今季3月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)と5月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)でツアー2勝をあげているバシラシヴィリに対し、最高時速210キロのサーブを放つなど10本のサービスエースを決め、リターンゲームでは6度のブレークに成功して、1時間56分で勝利を手にした。
アルカラスはバシラシヴィリとの試合を振り返ってコメントしている。
「ニコロス(バシラシヴィリ)は本当に、本当に良いプレーヤーだから、今日はポジティブな考えがとても重要だった」
「彼は素晴らしいスキルをたくさんもっている。彼はハードにボールを打ってくるので、集中していないと彼と戦うのは難しい。常に集中していなければならない。僕は集中していたし、それは僕にとって良いスキルだ」
敗れたバシラシヴィリは、全仏オープンで4年ぶりとなる3回戦進出はならなかった。
アルカラスは今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を勝ち抜いて2回戦へ進出しており、グランドスラムで初の3回戦に進出。
全仏オープンでは1992年にA・メドヴェデフ(ウクライナ)が17歳で4回戦進出をおさめて以降で最年少、グランドスラムを通じては2004年の全豪オープンでナダルが17歳で3回戦に進出して以降、最年少の記録となる。
勝利したアルカラスは3回戦で、初顔合わせとなる
J・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは1回戦で第7シードの
A・ルブレフをフルセットで破り、2回戦で
F・バグニス(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の2回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第9シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第10シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らが3回戦へ駒を進めた。
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