男子テニスの国別対抗戦のATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)は6日、グループD 日本vsアルゼンチンのシングルス第2試合が行われ、世界ランク41位の
錦織圭は同9位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に1-6,7-6 (7-4),0-6のフルセットで敗れた。試合後の会見では「まだ頭と体が一致していない感覚は、特に今日はありました」と話した。
>>錦織ら全豪OP対戦表<<>>錦織vsカレノ=ブスタ 1ポイント速報<<この日、錦織は第2セットをタイブレークで獲得するも、ファイナルセットでは6ゲームを連取され、2時間11分の熱戦の末に力尽きた。
錦織はオーストラリアに到着してから約2週間の練習もできない完全隔離を経験。渡豪した搭乗機に新型コロナウイルスの陽性者が確認されたことの措置だったが、コート練習ができたのは先月29日からだった。
錦織は隔離措置からの復帰について「ちょっと複雑な気持ち。1試合目の方がボールの感覚はよかった。今日は体の動きがついてきてくれなかった。自分が昔やっていた速いプレースタイルの展開を心掛けた時は、感覚がまだしっくりきてない」と明かした。
「よかったのは、セットを久しぶりにトップ10の選手から取れたこと」
「心配なのはリカバリー。タフな試合の後、中1日で全豪オープンはなかなかないので、ちょっと心配はあります。じっくり長い目でやっていきたい」
今後、錦織は8日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場。1回戦で第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。
ATPカップ 日本vsアルゼンチンの組み合わせは以下の通り。
<シングルス第1試合>
西岡良仁 3-6,6-7 (4-7)
G・ペラ(アルゼンチン)<シングルス第2試合>
錦織圭 1-6,7-6 (7-4),0-6 D・シュワルツマン
<ダブルス>※予定
マクラクラン勉/
松井俊英 vs
M・ゴンサレス(アルゼンチン)/
H・セバリョス(アルゼンチン)ATPカップは、12カ国が予選で3カ国総当たり戦を行い、上位4カ国が決勝トーナメントへ駒を進める。日本は予選ラウンドロビンの初戦でロシアに1勝2敗で敗れている。
また、ロシアはアルゼンチンにも勝利したため、決勝トーナメント進出が決定。同日にはドイツと準決勝を戦い勝利。決勝進出を果たしている。
ATPカップの組み合わせは以下の通り。
【グループA】セルビア
ドイツ
カナダ
【グループB】スペイン
ギリシャ
オーストラリア
【グループC】オーストリア
イタリア
フランス
【グループD】日本
ロシア
アルゼンチン
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