女子テニスで世界ランク29位の
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)は4日にツイッターを更新し、自身に下された暫定的な出場停止処分について意見を綴った。
>>錦織vsシュワルツマン 1ポイント速報<<>>錦織ら ATPカップ組み合わせ<<先月7日、国際テニス連盟のITFは20歳のヤストレンスカについて、禁止薬物のアナボリックステロイドに陽性反応を示したため、同日から暫定的な出場停止処分が適用されると発表。昨年11月の検査によって判明したと公表もしていた。
その後ヤストレンスカは、ITFとスポーツ仲裁裁判所CASに処分撤回の訴えを提出していたがITFは23日に訴えを却下。今回ヤストレンスカはツイッターでスポーツ仲裁裁判所にも訴えを退けられたことを報告し、暫定的な出場停止処分を受け入れなければいけないことを綴った。
「私がCASから下された暫定的出場停止処分を解除するための早急な申し立てが却下されたことを残念ながら受け入れることにする。また、ITFとCASによって下された決断は暫定的出場停止処分にのみ関するものであると言うことを強調したい。今は疑いについて自分自身を弁護するとき。ITFが私や証人、そして専門家などの意見を聞き入れてくれれば、チームも自分も自分の身の潔白を証明できる自信がある」
また、ヤストレンスカは処分が撤回されたときのことを考慮して、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場のためオーストラリアに渡っていたことにも言及した。
「私がオーストラリアに来たことで関心が広がっているのは知っている。ITFとCASの対応次第で暫定的出場停止処分を解除できる可能性があった。そのことから全豪オープンで戦うことができるかもしれなかった。だから、自分はここオーストラリアへ来ることが許されていた。シーズン最初のグランドスラムへの参加が不可能になったことへの落胆がどれほどなのか表すことができない。このような困難な時期に選手たちの戦いの場を与えてくれることを可能にしてくれる環境を整えてくれた各関係機関には感謝している。従って、私のためにオーストラリア・テニス協会が費やした全ての費用を返すつもりでいる。今後も自身の潔白と汚名を晴らすことを証明する意思を固めている。ファンの皆さんからのサポートには感謝したい」
ヤストレンスカはキャリアで3勝をあげており、2019年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではベスト16に進出した。
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