テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-0, 6-2, 7-5のストレートで下して4連覇、前人未到13度目の優勝を果たす偉業を成し遂げた。さらに同大会のマッチ100勝目、
R・フェデラー(スイス)に並ぶ歴代最多タイの四大大会20勝目を達成した。
>>YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決<<ナダルは「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)の上位8選手しか出場できないNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への切符を手にしているが、この日の会見では「出場は分からない」と言及した。
「今後どうするかは決まっていないから、ここから数カ月間プレーしていくかどうかは今は伝えられない。最終戦に出るかどうかを話すことはできない。家族やチームと、これから数日間話をする必要がある」
これまでのATPファイナルズでナダルはタイトルに手が届いておらず、2010・2013年の準優勝が自己最高の成績。
「状況を落ち着かせて、先のことを分析する。全豪オープンの前には14日間の隔離が必要になるなどタフな時間が待っている。賢く選択して行動することが必要。やるべきことだけを考える。明日以降に『ベストなスケジュールは何か』をみんなで考えるだろう」
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