テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は10日、女子シングルス決勝が行われ、19歳で世界ランク54位の
I・シフィオンテク(ポーランド)が第4シードの
S・ケニン(アメリカ)を6-4, 6-1のストレートで破り、ポーランド人で男女を通じて初の四大大会優勝を果たす快挙を成し遂げた。会見では「表彰式のスピーチは完璧ではなく、何を言っていいのか分からなかった。頭の中が混乱していた」と明かした。
>>ジョコvsナダル 1ポイント速報<<>>YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決<<ノーシードから勝ち上がってきたシフィオンテクは決勝で、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制したケニンを1時間24分で退けた。10代が全仏オープン女子で優勝するのは、1997年のI・マヨリ(クロアチア)以来23年ぶり。
「自分に誇りを感じている。とてもいい2週間だった。トロフィーを獲得できるなんて思っていなかった。人生を変える経験になった。どんな選手でもグランドスラムの決勝は緊張する。ケニンも緊張しているのが分かった。彼女もマシーンではない。とてつもないプレッシャーからベストなプレーがお互いできないだろうと分かっていた」
第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)らを次々と破る快進撃のシフィオンテクは1セットも落とすことなく栄冠を手にした。
「ハレプに勝てたのは本当に驚いた。彼女からの勝利は人生の目標を達成した感覚だった。本当に期待していなかった。結果的に大会を楽しめたと思う。勝ち負けにこだわらず、常に気にしないようにしていた。自分がやるべきことをやっていれば、結果がついてくると分かっていた」
12日に発表される世界ランキングでシフィオンテクは17位へジャンプアップする。
[PR]「全仏オープンテニス」
9月27日(日)〜10月11日(日)WOWOWで連日生中継!
「男子テニスATPツアー500 サンクトペテルブルク」
10月12日(月)〜10月18日(日)WOWOWメンバーズオンデマンド限定ライブ配信!■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・ナダル 不意打ちサーブに言及・「寒すぎる」とナダル苦言・ナダル、ゴルフ大会出場で活躍■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング