女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTAプレミア)は10日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
大坂なおみは第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)に7-6 (12-10), 6-7 (3-7), 2-6の逆転で敗れ、惜しくも大会初の決勝進出とはならなかった。
序盤から両者ファーストサービスが入った時に80パーセント近くの確率でポイントを獲得。タイブレークでは世界ランク4位の大坂が同2位のプリスコバに握られた2本のセットポイントをしのぎ、第1セットを先取。
第2セット、大坂は第2ゲームで15-40とプリスコバにブレークチャンスを与えるも、強烈なサービスなどを決めてピンチをしのぐ。
その後、第11ゲームでフォアハンドのウィナーを放った大坂がこの日初のブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチの第12ゲームではマッチポイントを逃すと、タイブレークの末にセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットに入ると大坂は失速し、第1ゲームでブレークを許す。第6ゲームでは3本のブレークポイントをつかむもプリスコバに強烈なサービスエースを決められてチャンスをものにできなかった。
その後も挽回することができなった大坂は、2時間30分を超える激闘の末に力尽きた。
一方、勝利したプリスコバは、決勝で第8シードの
M・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは準決勝で第5シードの
P・クヴィトバ(チェコ)を逆転で破っての勝ち上がり。
「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。2019年全豪を制覇し、日本人で初めて世界ランキング1位になった大坂なおみなど、今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する!
【放送予定】
1月20日(月)~2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
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