男子プロテニス協会ATPは28日に公式サイトで、現在開催されているロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と練習を行ったと掲載した。
>>ナダル、ジョコビッチらパリ・マスターズ組み合わせ表<<両者は過去に54度対戦しており、ナダルの26勝28敗。直近のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)決勝ではナダルがフルセットの末に勝利し9度目の優勝を飾った。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで、両者のコメントを掲載している。
ナダルは「僕はジョコビッチと練習できてとてもうれしいよ。何も問題ない。これはスポーツ。共に練習することを普通のことではないと見るのは間違っている。僕はスポーツをそのようには見ていない」と語った。
「僕のメインとなるライバルたちもそのような考えは持っていないと思うし、だからこそテニスをするにあたって僕らはどこでも新鮮な気持ちでいられる。僕らは共存できるんだ」
ジョコビッチは「練習は楽しかった。想像できるように、とても緊張感があるものだったが、リスペクトがあるものだ。僕らはライバルだが、それが僕らやチームから尊厳を奪うものとはならない。僕はいつもこのような関係をナダルと持っている。キャリアがどうであろうと、またライバル関係がどれほど緊迫していようと、僕らは互いを常に尊敬している」と述べた。
「珍しいことだったけどね。彼(ナダル)をネットの向こうからみる時はいつも大きな大会の終盤だから、不思議な感じがした。今回は練習だったけれど、試合のような緊迫感だったよ」
同大会のシードは1回戦免除のため2回戦からの登場。初優勝を狙うナダルは初戦で世界ランク43位の
A・マナリノ(フランス)、2015年以来4年ぶり5度目のタイトル獲得を狙うジョコビッチは同34位の
D・ラヨビッチ(セルビア)と同97位の
C・ムーテ(フランス)の勝者と対戦する。
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