男子テニスのイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク74位の
西岡良仁が同46位の
R・アルボット(モルドバ)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で破り、初戦突破を果たした。
>>西岡vsフリッツ 1ポイント速報<<同日に男子プロテニス協会のATPは公式サイトで西岡を特集した。
ATPのインタビューに応じた西岡は自身のプレースタイルについて「僕らのような小さい選手はスピードやテクニックがある。より重要なことは、精神的にファイターであること。大柄な選手ほどのパワーがない。サービスでポイントは取れない。対戦相手の弱点がどこか、どこが強みかを把握することが重要なことだと思う」と語った。
「
R・ナダル(スペイン)や
F・ベルダスコ(スペイン)のようなプレーをしたかった。ニックが『きみはとても小柄だ。だからスピードとテクニックを使わなければいけない。
M・リオス(チリ)がまさにきみのようだった』と自分に言った。(リオスは)体格も近いし、左利きでもあった」
「彼(リオス)の試合をYouTubeで見るようになった。大柄な選手相手に、どうやってポイントを取っていたか、時にはネットへ出たりドロップショットを使ったり。彼はやりたいことが何でもできた。彼から学ぶことができた。今は彼のような選手になりたい」
今年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で
錦織圭に勝利する活躍を見せた西岡は「彼(錦織)は日本のテニス界のヒーロー。アジアのヒーロー。彼は示してくれた。彼も大柄な選手ではないし、テニス選手としては小柄。それまで日本人のナンバー1は
松岡修造だった。圭は世界の4位までいった。自分たちもできると思えるようになったし、彼のようになりたい。彼は僕らの夢を示してくれた」を述べた。
昨年9月の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)で日本男子史上5人目のツアー優勝を成し遂げた西岡は「今年は優勝がないけど、ここまでいいプレーができているし、いい感じでもいる。より高いモチベーションを持っている素晴らしい選手になりたい。日本のテニス界でより大きな存在になりたい。それが今のモチベーション」と意気込んでいる。
イントゥルム・ストックホルム・オープンに初参戦の西岡は、2回戦で第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。
「錦織圭 出場予定 男子テニスATPツアー マスターズ1000 パリ」
【大会期間】
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