テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第23シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 4-6, 6-4, 6-2で下して決勝進出を果たし、2連覇と5度目の優勝に王手をかけた。
>>フェデラーvsジョコビッチ 1ポイント速報<<この日、2時間49分の熱戦を制したジョコビッチは試合後の会見で「お互い大きなチャレンジだった。違うサーフェスだけど、今年彼(バウティスタ=アグ)に2度負けている。第3セットは接戦だった。第4セットは今日1番のセットだった」と振り返った。
続けて「彼のテニスの質はとても高いし、精神的に安定している。彼は辛抱強い。とても集中している。動揺や落胆など、コートでの態度からは見られない。彼をとても尊敬している。彼は選手として、あまり評価されていないと思う。彼は準決勝にいる価値があるし、これからの活躍を祈る」とバウティスタ=アグを称賛した。
決勝では、第2シードの
R・フェデラー(スイス)と優勝を争う。フェデラーは準決勝で第3シードの
R・ナダル(スペイン)を下しての勝ち上がり。
ジョコビッチは「フェデラーを、どれほどいい選手か知っている。特にここでは。このサーフェスは彼(フェデラー)のテニスを引き立たせている。彼は速いテニスが大好き。対戦相手から時間を奪う。同じことはしない。全てで速い展開を強いられる」と警戒した。
「ナダルや自分のように時間を持ってプレーするような選手にとっては、常にプレッシャーに対処しなければならない。何年か続けて彼とは素晴らしい決勝をここで戦った。だから、どんな試合になるかは想像できる」
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。
【放送予定】
7月1日(月)~14日(日)WOWOWにて連日生中継※7月7日(日)除く[第1日無料放送]
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