テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第8シードの
錦織圭を4-6, 6-1, 6-4, 6-4の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。試合後の会見では「序盤は大変だった。第2セットのスタートでギアを上げることが大切で、それができた」と振り返った。
>>フェデラーvsナダル 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<2時間36分で錦織を下して大会通算100勝目をあげたフェデラーは「サインをしている時、ファンから教えてもらった。『100勝おめでとう』と言ってくれたんだ」と明かした。
準決勝でフェデラーは、第3シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
両者は40度目の対戦で、フェデラーの15勝24敗。直近は今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝で、ナダルにストレートで敗れている。ウィンブルドンでは2008年の決勝以来11年ぶりの顔合わせ。
フェデラーは「彼(ナダル)は、ここ数年でこのサーフェスで目覚ましい向上をしている。前とは全く異なったプレーをするようになった。このサーフェスでは本当に長いこと一緒にプレーをしていない。昔の彼のサービスを覚えている。今はもっと強烈で、ポイントの終わらせ方も速くなった」と述べた。
「彼が健康でプレーし続けているのは、さすがと感じるよ。多くの人が2008年までに終わると言っていた。僕も2009年に似たようなことを言われた。でも、まだ僕らはここにいる。また一緒に試合できるのは素晴らしいことだ」
「タフになるのは分かっている。彼はどのサーフェスでも、みんなを苦しめる。彼はクレーだけのスペシャリストではない」
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。
【放送予定】
7月1日(月)~14日(日)WOWOWにて連日生中継※7月7日(日)除く[第1日無料放送]
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