テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日、女子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
大坂なおみは世界ランク39位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)に6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗れ、四大大会で2度目の初戦敗退を喫した。
>>錦織vsモンテイロ 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<この日、序盤リードするもタイブレークの末に第1セットを落とした大坂は第2セットもミスを連発。第5ゲームでブレークを許すと失速し、1時間36分で力尽きた。
プチンセワには前哨戦のネイチャー・バレー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTAプレミア)2回戦でも敗れており、対戦成績は3戦全敗。さらに、大会後の世界ランキングで1位返り咲きの可能性は消滅した。
試合後の会見で、大坂は「うまくプレーできなかったけど、あまり驚いていない。なぜならプチンセワとは、すでに2度対戦していたから。最近負けた相手と対戦する時、考えずにプレーするのは本当に大変。何と答えていいか分からない」と落胆した。
今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会2勝目をあげた大坂は世界ランク1位へ上り詰めた。しかし、これまでタッグを組んでいたサーシャ・バイン氏とコーチ関係を解消し、ジャーメン・ジェンキンス氏をチームへ招いた。期待を寄せられた大坂だったが、以降は思うような結果が出ずにいた。
「(コーチを変更したことは)全く関係ないと思う」と述べた大坂は、その後「もうあがっていい?今にも泣きそう」と口にし、会見の途中で退席した。
一方、勝利したプチンセワは2回戦で世界ランク81位の
V・ゴルビッチ(スイス)と対戦する。ゴルビッチは1回戦で、同64位の
I・シフィオンテク(ポーランド)をストレートで下しての勝ち上がり。
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