テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
大坂なおみは世界ランク42位の
K・シニアコバ(チェコ)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初のベスト16進出とはならなかった。試合後の会見では「重荷のようなものを感じていた」と明かした。
>>錦織vsペール 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<日本選手で初めて四大大会のシングルスに第1シードで出場していた大坂は、1・2回戦で逆転勝ちをおさめて3回戦へ駒を進めていた。
しかし、この日はシニアコバの鉄壁な守備に屈してミスを重ね、第9・第10ゲームを連取されて第1セットを落とす。第2セットに入ってもシニアコバの勢いは衰えず、大坂は試合を通して1度もブレークを奪えずに1時間17分で力尽き、グランドスラム3大会連続優勝の夢は途絶えた。
「これまでも全仏オープンでプレーはしていたけど、こんな状況ではなかった。この状況が最高に幸せな時間ではなかった」
「テニス以外の人たちはランキングだけを見て、対戦相手が世界ランキングが離れているから、きっと勝つだろうと思うはず。去年は世界1位ではなかった。単に安定したプレーができていないだけ」
一方、勝利したシニアコバは4回戦で、第14シードの
M・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは3回戦で世界ランク117位の
A・ブリンコワ(ロシア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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