テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は24日、男子シングルスに第1シードで出場する
N・ジョコビッチ(セルビア)が2016年以来3年ぶり2度目の優勝に向けて意気込みを語った。
>>錦織vsアリス 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以降タイトルを獲得していなかったジョコビッチは5月に入ると、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で復活を印象づける優勝を飾った。前週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では決勝で
R・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れた。
ジョコビッチは「ローランギャロス前に何か変わったわけではない。全く違うようなことは何もしていない。グランドスラムでピークがくるような戦略をチームと練ったりはする。なぜなら、テニス人生の今頃の時期は自分にとってとても重要だから」と述べた。
「グランドスラムでベストなプレーをしたいと思っている。それに向けて肉体的、感情的、精神的に自分のトップへ持っていくようなトレーニングのスケジュールを組むようにしている。それがマスターズや、出場する他の大会を重要視ていないという意味ではない。大会は自信を作るために大切だし、もちろん出場する全てで優勝を目指している。でも、グランドスラムは特別な場所」
ジョコビッチが今大会で頂点に立つと、昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)から続くグランドスラム4大会連続の優勝となる。
そのジョコビッチは今大会の優勝候補に、第2シードのナダルの名をあげた。
「彼(ナダル)が優勝候補。彼以外に誰かを選ぶのはフェアではないのではと思う。なぜなら、彼はここで何度も優勝しているから。尊敬の気持ちは、いつもある。ローマではいい試合をした。彼の方がいいプレーをしていた。彼は強すぎた」
「マドリッドとローマで素晴らしい時間を過ごしたと感じた。全体的には前向きに考えられる大会だったし、全仏オープンへ向けて勢いをつけるには最高だった。この大会のために準備をしてきたし、ここ数カ月でピークへ持っいけるようにしていた。全仏オープンの優勝へ向けて、さらなるモチベーションと刺激を受けている」
「テニス人生において、3年前に成し遂げたグランドスラム全てでの優勝というチャンスが今もある。また達成できると信じることができる十分な理由を与えてくれている。テニス人生を通してローランギャロスでプレーするのが大好きだし、この4・5年はフランスの観客や大会を観戦にきた世界中の人々から多くの応援を受けている」
「その応援のおかげで、2016年にタイトルを獲得することができたと思う。12カ月前、状況は全く違った。肘の手術からの治療や、トップ20からの転落、コートで直面しなければならない全てのこと。それから12カ月経って、グランドスラム優勝と世界ランク1位を手にした。それは全仏オープンを迎えるにあたって全く違う気持ち」
ジョコビッチは初戦で世界ランク43位の
H・ホルカシュ(ポーランド)と対戦する。
「全仏オープンテニス」
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