27日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、日本時間27日の2時(現地26日の13時)頃からルイ・ アームストロング・スタジアムで元世界ランク1位の
A・マレー(英国)が練習し、初戦に備えた。
>>錦織ら全米OP対戦表<<>>大坂ら全米OP対戦表<<>>錦織vsマーテラー 1ポイント速報<<>>西岡vsフェデラー 1ポイント速報<<2012年の全米オープンで四大大会初優勝を飾ったマレーは、今年6月にけがから復帰。24日に行われた会見では「ジュニア時代から、初めてグランドスラムの決勝の舞台に立ったり、最初のグランドスラムのタイトルを獲得したりなど、ニューヨークには最高の思い出がある。ここへ戻って戦えることに喜びを感じている。去年は出場できず、欠場したのは辛かった。戻ってこれて本当にうれしい」と語った。
昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約1年ぶりに5セットマッチを戦うマレーは「しばらくやってないから、実際コートに立って戦ってみないと分からない。ワシントンでは長い試合も戦った。2時間半とか3時間とか。4日間で3試合。グランドスラムのいいところは、試合と試合の間にオフが1日あること。それは助けになる」とコメント。
続けて、今大会のゴールについては「ベストを尽くすこと。1試合1試合を戦いたい。どんなプレーになるかを予測するのは難しいし、どこまで勝ち上がれるかも難しい。今は毎回テニスがよくなっている。今シーズンが終わるまでに、もっとコンスタントにコートに立つ必要がある」と意気込んだ。
また、新たなフォーマットへ変更する国別対抗戦のデビスカップについてマレーは「どれが正しい選択かは、分からないとうのが自分の意見」と口にした。
「選手1人1人との話し合いや、ITFとのミーティングにも出席したけど、選手たちはデビスカップを戦うのが大好きなのは事実。それは疑う余地がない。選手たちのプレーを見て、その情熱はコートでどれほど本気を出しているか。でも、明らかに何かはうまくいっていない。なぜなら、トップ選手たちはデビスカップに出場していないから。毎年グランドスラムの直後など、スケジュールの問題なのか」
国際テニス連盟(ITF)は16日、デビスカップのフォーマットが2019年から新たな形式になると発表。これまで年に4回行われてきたが、2月に従来のホーム・アウェー方式で24カ国による予選を行い、11月に18カ国(予選を勝ち抜いた12カ国、前年4強の4カ国、ワイルドカードの2カ国)が決勝ラウンドで優勝を争うことになった。
マレーは「ITFのために戦うかATPのために戦うかは、選手にとって簡単ではない。それでも決められた決断に従って、それがどうなるかを見る必要がある。もしうまくいけば、素晴らしい。もしそうでなければ、いつでも元に戻せると信じている。それも選択肢の1つ」と自身の考えを明かした。
全米オープン初戦でマレーは、
J・ダックワース(オーストラリア)と対戦する。
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