男子テニスの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)は5日、第8シードで出場している
D・シュワルツマン(アルゼンチン)がtennis365.netのインタビューに応じた。
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D・ヤング(アメリカ)と
B・トミック(オーストラリア)を下して8強へ進出している25歳のシュワルツマンは「いいテニスができていると思う。ストロークの感覚も良いし、ミスも少なくプレーできている。この調子で次も戦いたい」とツアー2勝目へ意気込みを見せた。
今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2014年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)らを次々と破り、四大大会初のベスト8進出を果たした。
「(全米オープンは)自信になった。大きな舞台で、しかもセンターコートでたくさんの観客の前でプレーできたことは最高だった」
身長が170センチと男子テニス界で小柄なシュワルツマンは「確かにサーブ、ストロークでのパワーという点で不利なことが多いけど、しっかりとリターンゲームを戦う工夫をしたり、相手を動かすようにショットの精度を追求することを心掛けている。常に成長することを意識して取り組んできた結果がいい成績につながっていると思う」と語った。
2010年にプロへ転向してから1番印象に残っている試合は、
N・ジョコビッチ(セルビア)とセンターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムで対戦した2014年の全米オープンと話した。
また、
R・ナダル(スペイン)、
R・フェデラー(スイス)、
A・マレー(英国)、ジョコビッチのBIG4らトップ選手からいつも何かを学ぼうとしていると明かした。
「『どのように練習しているか』『どのようにトレーニングをしているか』『どのように試合前の準備をしているのか』など、ありとあらゆることについて彼ら(BIG4)からヒントをもらおうとしている。ここまで毎年ランキングを上げてきているから、それを続けていければいつかチャンピオンになれると信じている」
楽天ジャパン・オープン初の4強進出をかけてシュワルツマンは、準々決勝で
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。
「ジョンソンは素晴らしいプレーヤー。けど、自分にもチャンスがあると思うから、その時その時でしっかりいいプレーができるようベストを尽くす」
シュワルツマンとジョンソンの準々決勝は、6日の12時からセンターコートで行われる予定。
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