男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は19日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの
錦織圭を6-1, 6-1のストレートで下して決勝進出を決めた第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は、試合後の会見で錦織について「圭は明らかにベストな状態とはかけ離れていた」と語った。
>>マレーvsジョコ 1ポイント速報<<>>ファイナルズ組み合わせ表<<「最高のプレーが最高のタイミングで表れた感じ。全てが上手くいっていた」と試合を振り返ったジョコビッチは、トータルで6度のブレークに成功し1時間6分で勝利を手にしていた。
「自分自身をエンジョイできた」と語ったジョコビッチは、対戦した錦織について「昨日も遅くまで試合をしていたし、長いシーズンだったし、長い大会でもあったはず。かなり疲労が残っていたはず」と話していた。
5連覇と6度目の優勝に王手をかけたジョコビッチは、決勝で第1シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
ATPワールドツアー・ファイナルズは8選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。
【グループ・ジョン マッケンロー】(1)A・マレー 3勝0敗
(3)
S・ワウリンカ(スイス) 1勝2敗
(5)錦織圭 1勝2敗
(7)
M・チリッチ(クロアチア) 1勝2敗
【グループ・イバン レンドル】(2)N・ジョコビッチ 3勝0敗
(4)M・ラオニチ 2勝1敗
(6)
G・モンフィス(フランス) 0勝2敗
(8)D・ティエム 1勝2敗
(9)
D・ゴファン(ベルギー) 0勝1敗
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