男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は12日、シングルス1回戦が行われ、第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)は
T・ロブレド(スペイン)を6-7 (5-7), 6-2, 6-2の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
>>上海マスターズ対戦表<<両者は2008年の全米オープン3回戦で1度だけ対戦しており、その時はロブレドがストレートで勝利していた。
この試合の第1セット、両者一歩も譲らずサービスキープのままタイブレークに突入。その後も接戦となるが、ロブレドにリードを許したツォンガはこのセットを落としてしまう。
しかし、第2セットではロブレドに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し1セットオールとすると、勢いに乗ったツォンガはロブレドを引き離し1時間59分で勝利した。
2回戦では、
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)と対戦する。エストレージャ=ブルゴスは、1回戦でラッキールーザーの
D・ヤング(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
世界ランク15位のツォンガはこれまでツアー大会12勝、世界ランキングでは2012年に記録した5位が自己最高位。グランドスラムでは2008年の全豪オープンで決勝進出を果たしており、その時は
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ準優勝に終わった。
今年は9月の全米オープンでベスト8進出、続くモゼールオープンで優勝など好調さを見せているも、先日のチャイナ・オープンでは初戦敗退を喫していた。
一方、敗れた33歳のロブレドは、2006年8月に自己最高位となる5位を記録。キャリア通算12勝をあげている。最後に優勝したのは2013年のコンズム・クロアチア・オープンで、約2年タイトル獲得には至っていない。
■関連ニュース■
・好調ツォンガ、初戦で敗退・錦織撃破のツォンガ大の字・ツォンガ「錦織素晴らしい」