テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は7日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第23シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)を3-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、2012年以来3年ぶりのベスト4進出を決めた。
この試合、女王のセリーナはアザレンカの強打に苦しみ、第1セットを落としてしまう。しかし、第2セットから世界ランク1位の力を発揮したセリーナは激しいストローク戦を制して第2セットをとる。
第3セットでは第2ゲームでブレークするとセリーナの勢いが増し、アザレンカを圧倒した。
両者は今回が通算20度目の対戦で、セリーナはアザレンカとの対戦成績を17勝3敗とした。セリーナはアザレンカにグランドスラムでは未だ敗北を喫してない。
準決勝では、第4シードの
M・シャラポワ(ロシア)と激突する。セリーナとシャラポワは今回が通算20度目の対戦。
今年、全豪オープン・全仏オープンでタイトルを獲得しているセリーナは圧倒的な強さをみせている。もしウィンブルドンと全米オープンでタイトル獲得をすると、グランドスラム4大会連続の優勝となる。
今大会では3回戦で地元
H・ワトソン(英国)に大苦戦するもフルセットで勝利、4回戦では姉
V・ウィリアムズ(アメリカ)との姉妹対決をストレートで制して、アザレンカとの準々決勝へ駒を進めていた。
>>ウィンブルドン対戦表<<

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