女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は12日、シングルス4回戦が行われ、世界ランク48位の
大坂なおみは同42位の
P・スターンズ(アメリカ)に4-6, 6-3, 6-7 (4-7)のフルセットの死闘の末に敗れ4回戦敗退となり、ベスト8進出とはならなかった。
>>【動画】大坂なおみ 死闘の末に4回戦敗退… 試合終了の瞬間<<>>大坂なおみvsスターンズ 1ポイント速報・結果<<>>大坂なおみ、サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年のベスト8となっている。
大坂は前々週のサン・マロ・オープン35(フランス/サン・マロ、レッドクレー、WTA125)で優勝を飾り今大会を迎えると、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク177位の
S・エラーニ(イタリア)、2回戦でラッキールーザーで本戦入りした同87位の
V・ゴルビッチ(スイス)、3回戦で同53位の
M・ブズコバ(チェコ)を下し4回戦に駒を進めた。
23歳のスターンズとの顔合わせとなった4回戦の第1セット、大坂は第3ゲームで先にブレークを許す。相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームで1度はブレークバックのチャンスを握った大坂だったが、これをものにできずキープされ先行される。
続く第2セットは両者ともにキープを続ける展開に。第7ゲーム終了後に大坂はメディカルタイムアウトを取り右手薬指の治療を受けると、第8ゲームでブレークポイントを握り、最後はラリー戦を制してこの試合初のブレークに成功する。大坂は直後の第9ゲームをキープし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、大坂は第1ゲームで力強いリターンを打ち込み相手のミスを誘って先にブレークを果たす。しかし、第4ゲームでブレークバックを許した大坂は、第6ゲームでもブレークを奪われリードされる。
それでも集中力を切らさなかった大坂は、直後の第7ゲームで2度目のブレークを果たし追いつく。しかし、第9ゲームで5度のブレークポイントを逃した大坂は、その後のタイブレークを落とし力尽きた。
勝利したスターンズは準々決勝で、第16シードの
E・スビトリナ(ウクライナ)と第29シードの
D・コリンズ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
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