女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は日本時間13日(現地12日)、シングルス4回戦が行われ、第1シードの
A・サバレンカが世界ランク27位の
M・コスチュク(ウクライナ)を6-1, 7-6 (10-8)のストレートで下し2年連続3度目のベスト8進出を果たすとともに、WTA1000の大会でマッチ15連勝目を記録した。
>>サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<>>シナー、ズべレフら BNLイタリア国際組合せ<<27歳で世界ランク1位のサバレンカは第1シードとして出場したムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)の決勝で、第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)をストレートで下し、2年ぶり3度目の優勝を飾るとともに、ツアー大会20度目の制覇を達成した。
サバレンカは3月に行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で準優勝、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では優勝、先月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)では準優勝、続くムチュア・マドリッド・オープンで優勝と4大会連続で決勝に進み、うち2回優勝を飾っている。
そのサバレンカが同大会に出場するのは5年連続7度目。昨年は準優勝を飾っている。今大会は初戦の2回戦で世界ランク34位の
A・ポタポヴァ、3回戦では第31シードの
S・ケニン(アメリカ)を3-6, 6-3, 6-3の熱戦の末に逆転で破りベスト16進出を果たした。
一方、22歳のコスチュクは3回戦で第24シードの
L・フェルナンデス(カナダ)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
4回戦の第1セット、サバレンカは2度のブレークを奪って先行する。
続く第2セットでサバレンカは第4ゲームで4度、第6ゲームでは3度のブレークポイントを凌ぎキープを重ねるが、第8ゲームでブレークを許し3-5に。それでも直後のリターンゲームでブレークバックに成功しタイブレークに突入すると、サバレンカは3度目のマッチポイントで正確なドロップショットを決めて2時間5分で勝利を収めた。
この勝利によりサバレンカはWTA1000の大会ではマッチ15連勝目を記録した。
なお、勝利したサバレンカは準々決勝で第8シードの
ジェン・チンウェン(中国)と対戦する。ジェンは4回戦で世界ランク121位の
B・アンドレースク(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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